TikTokでバズる方法、基準とは?
TikTokはフォロワー0でも動画をバズらせ、1日で1万人のフォロワーを獲得できる可能性を秘めたプラットフォーム。
誰にでもバズらせるチャンスがあります。
TikTokで0再生というのはAIのアルゴリズム上ありえません。
そして、動画をバズらせるためには、TikTok上で“レコメンド”と呼ばれる、いわゆるおすすめ欄に載ることが最も重要。
おすすめに載らなければ、動画がバズることはないので、まずはおすすめがどのような仕組みになっているのか見ていきましょう。
レコメンド(おすすめ)の仕組みはどうなっているのか
TikTokユーザーが最も利用している場所であるレコメンド(おすすめ欄)。
それぞれのユーザーの趣味嗜好に合わせ、TikTokのAIが普段自分が見ている動画の傾向を観察し、好みの動画が流れてくるようカスタマイズしてくれます。
TikTokではそういったレコメンドシステムを採用しており、ユーザーに良質なコンテンツを届けたいと思っています。
良質なコンテンツとは、ユーザーがその動画に対して、どの程度アクションを起こしているかどうかで決まります。
レコメンド(おすすめ欄)に載るためにするべき6つのこと
大前提として、おすすめに載るためにするべき6つのことを解説していきます。
1.タイトル、サムネイルに全力を注ぐ
TikTokはすぐにスワイプをされてしまうのが一番致命的。
動画がパッと目に入ってきて、どれだけユーザーを惹きつけられるかが鍵になってきます。
では、そのファーストインプレッションを高める3つの方法をお伝えします。
①タイトルにネガティブな要素を盛り込む
タイトルにネガティブな要素を盛り込むことで、ユーザーの反応を高めていきます。
具体例として、以下を参考にしてください。
例)女子にモテる方法×
→あなたが女子にモテない理由◎
人間には危機回避という本能があり、得をするよりも、損をする方が怖いので、つい見てしまうという心理を利用しています。
②ランキング形式にする
ランキング形式にして5位から発表することで、再生維持率を高めるという方法があります。
1位を見たいという心理が働くので、タイトルに5選、TOP5などを入れることでユーザーを惹きつけることができます。
ランキング形式にして5位から発表することで、再生維持率を高めるという方法があります。
1位を見たいという心理が働くので、タイトルに5選、TOP5などを入れることでユーザーを惹きつけることができます。
③タイトルは12〜15文字程度にする
人が眼球を動かさずに認知できる範囲は13文字程度と言われています。
Yahooニュースの記事タイトルも13文字で設定されているように、TikTokのサムネイルのタイトルもそのぐらいの割合で設定していきましょう。
また、墨付き括弧→【】を使ったサブタイトルを使ってもいいですが、このサブタイトルは文字数に含めなくて問題ありません。
下の画像は、12〜15字程度のタイトルをランキング形式とネガティブな要素を含めて書いたものです。
2.飽きさせない工夫を随所に持たせる
淡々とした抑揚のない動画は飽きられ、スワイプされてしまいます。そういった離脱を防ぐためには、次の項目を意識すると良いでしょう。
- ツッコミどころを入れる
- 誤字脱字をわざとする
- なるべく早口で言う
- 少し辛口なことを言う
上記の工夫を取り入れるとコメントに繋がるので、再生維持率が大幅にアップします。
下の画像は、わざと辛口な意見を入れた恋愛コンテンツの動画です。
ユーザーがコメントを書き込んでいる間にも動画は再生され続けていくので、コメントに誘導する工夫は必ず行いましょう。
3.トレンドを取り入れる
まだまだTikTokのユーザー層は若者が多いのが現状。
若者の流行を把握し、流行に沿ったコンテンツ作りが大切になってきます。また、若者向けでなくても旬な話題を取り入れるなども効果的です。
下の画像は、検索候補のワードをタップした結果です。
例えば、
- トレンド楽曲を取り入れる
- トレンドのダンスを踊る
- 時事ネタ
など
他の動画でバズっている音源を使用したりすることで、流行に乗りバズらせやすくなります。
4.投稿頻度を高める
投稿は毎日投稿が理想ですが、2日に1投稿週3〜4回程度がおすすめです。
毎日投稿よりも、クオリティの高い動画を2日に1回あげた方ユーザーも満足してくれます。
クオリティの高い動画を毎日あげ続けられるのが一番良いですが、継続して投稿し続けることが一番大切なので、無理のない範囲で2日に1回程度の投稿にした方が、ネタ切れも起きづらく長く活動を続けることができます。
5.情報を盛り込む
TikTokでは、スワイプしない限り同じ動画が繰り返し再生される仕様のため、情報量が多いコンテンツは何度も再生される傾向にあります。
情報量を多めに盛り込み、ツッコミポイントや共感ポイントを作ることで、ユーザーはその動画を何度も繰り返し視聴してくれます。
情報をより多く盛り込むためには、次の2つの施策が必要になります。
①縦動画で撮影
動画は縦向きの方がエンゲージメントが高い傾向にあります。
例外として、YouTubeなどの切り抜き動画などは横向き動画でバズっているものもありますが、基本的には撮影は縦動画ですべきです。
理由として、ユーザーにとって縦動画の方が、既視感があり見慣れているためというものがあります。
②動画を編集する
動画は無編集でバズっている動画はもちろんありますが、狙って無編集動画をバズらせることはなかなか難しいです。
であれば、撮影した動画を編集してよりユーザーの興味を惹くよう作り込んだ方が賢明です。
スマホの無料アプリで十分クオリティの高い動画を作ることは可能。アプリはCapCutが一番おすすめです。
CapCutでの動画編集方法は、検索すれば出てきますのですぐに編集スキルを身につけることができます。
エフェクト、トランジションの多用は逆に嫌悪感を抱かれ離脱に繋がる可能性がありますので、実際にバズっている動画を参考に作って行きましょう。
6.投稿のタイミング(時間帯)を図る
動画を投稿するタイミング(時間帯)はとても重要です。
TikTokは初速が大切だと言いましたが、仮に全くユーザーが稼働していない深夜3時に動画をあげても初速をつけることができないのでバズらせることは難しくなってしまいます。
ジャンルにもよりますが、ベストな時間帯に投稿することで最も効率よくバズらせることができます。
ユーザーがどれだけ動画に反応しているか
ユーザーの反応率を示すアクションとは、以下の3つが最重要と言われています
- いいね
- コメント
- シェア
いいね、コメント、シェア
この「いいね」「コメント」「シェア」の反応度が高ければ高いほど、おすすめへの露出も高まっていきます。
300人のユーザー
↓反応がいいとさらに…
1000人に表示
↓さらに反応がいいと…
3000人、5000人、1万人…
と、どんどん拡大して行きます。
動画を投稿後、いかに早くユーザーからこの3つのアクションを取れるかが大切になっていきます。
この初速が大切と言われていますが、最近ではTikTokのAIの精度も高まってきており、投稿直後のアクションを取れなくても、数日後にバズるなどの現象もあるので、初速でアクションが取れなかった=バズらないとは限りません。
そこのデータを紐解き、解析することで「どの時間帯にいきなりバズり出したのか」「バズった要因はなんだったのか」
とデータを取り、仮説を立てて、今後の動画投稿の参考にしていきましょう。
◆再生維持率(視聴維持率)
次に重要なものとして、再生維持率が挙げられます。再生維持率とは、ユーザーが最初から最後まで動画を見終えたかどうかという指標です。
例えば、30秒の動画を15秒間見たら、再生維持率は半分の50%となります。この再生維持率が高ければ高いほど、動画の質が良いと判断されバズりやすくなります。
動画に情報を盛り込む
上記でご紹介した、いいね、コメント、シェア、再生維持率の4つのユーザーアクションが最も大切となりますが、次に重要な指標として動画に情報を盛り込むことも大切になります。
例えば、
- キャプション(字幕)
- 楽曲(トレンドのものを取り入れているか)
- ハッシュタグなど
ハッシュタグについては後半で解説していきます。
バズる投稿時間とは?曜日など
曜日
やはり土日祝の前日がユーザーもアクティブになるのでバズりやすくなります。
金曜、土曜の夜などに、自信作の動画を投稿すると良いでしょう。
ただ、平日だからといってバズらないということはないので、あくまで参考程度に捉えてください。
投稿時間
自分が投稿する動画のジャンルによって、投稿時間のベストタイミングは変わってきます。
例えば、学生に人気のジャンル(恋愛系、学校あるある系など)は、学生の帰宅時間を狙って16〜18時。
主婦層に人気のジャンル(料理レシピ系、お掃除系、子育て系)であれば、子供を送った後などの朝8〜9時、日中の落ち着いた時間帯など。
筋トレの動画をあげる場合は、ジムが活発になる、会社帰宅後の18〜22時などがバズりやすい時間帯となります。
ここも、ライバルアカウントを参考にし、伸びているアカウントが何時に投稿しているのかを見て、同じ時間にあげると良いでしょう。
TikTokでバズりやすいジャンルとは?
TikTokでは、バズりやすいジャンルというものが存在します。
以下に、参考としてジャンルをまとめておきました。
- ランキング系
- ノウハウ系
- クイズ系※コメント欄に答えを書く
- 占い系※コメントに結果を書く
- トレンドになっている楽曲を使用した動画
- ダンスなどの振り付け動画
- 可愛い動物系
- 美味しそうな料理
- すごい特技系
- ちょいエロ系
- 可愛い女の子
など
自分の参入ジャンルを決め、リサーチし、オマージュすることがバズるための最短ルートになります。
バズるハッシュタグの付け方
動画の内容に沿ったハッシュタグを付ける
動画の内容に沿ったハッシュタグをつけることでバズりやすくなります。
また、そうすることで動画を見つけやすい、検索しやすいなどユーザービリティの向上にも繋がります。
トレンドに載っているハッシュタグを使う
トレンドの上位に表示されているタグは、累計1000万〜1億再生以上のタグがほとんどですが、まれに100万再生レベルのタグが上位に表示されています。
そうすることで自分のあげた動画が埋もれずらくなるので、結果的にバズりやすくなります。
フォロワー数が多い方がバズりやすい?
ちなみに、フォロワー数が多い方がバズりやすそうなイメージがありますよね。
こちらは、投稿後にフォロワーからのアクション(いいね、コメントなど)がつきやすいため、フォロワー数が多い方がバズりやすいのは間違いありません。
弊社、株式会社メディアエイド代表のTik Tokチャンネルを参考にあげると、フォロワー数が約30万人と多い分、50~100万再生などが作りやすくなっています。
参考チャンネル:りょた@現役医大生(@ryotam4)
ただ、そのフォロワーが好みの動画とは全く関係のない動画をあげてしまうと反応率が著しく低くなってしまう為、バズらなくなってしまいます。
1つのジャンルに特化したアカウントを作ることで、そのジャンルが好きなユーザーが集まりバズりやすくなるということです。恋愛系の動画を投稿していたのに、いきなりホラー系の動画をあげてもフォロワーの反応は薄くなってしまいます。
TikTokでバズらない…どうすればいい?
バズらないのは、何かしらの理由があります。
- TikTokの規約に違反している
- 外部リンクに誘導
- あからさまなエロ系コンテンツ(性的表現)
- 動画のクオリティが低すぎる(画質が悪すぎるなど)
- 暴力的なコンテンツ
なかなか自分1人で動画をバズらせるのは難しいのが正直なところです。
最近はどんどん新規参入者が入ってきているので、競争率が高くなっているのも事実。
無料相談も承っておりますので、まずはこちらからお気軽にご相談ください。
まとめ
- 動画をバズらせるためには、おすすめ欄に載ることが最も重要
- おすすめ欄に載るためには、ユーザーの反応率を高める必要がある(いいね、コメント、シェア、再生維持率)
- ユーザーの反応率を高める動画作りが必要
- バズりやすい投稿時間、曜日がある
- バズりやすいジャンルがある
- 個人で独学で伸ばすのは難しい